
目次
背景
こんにちは。 かりんとうマニア(@karintozuki)です。
この記事にたどり着いた人はGhosttyに興味がある、これから使い始めたいという人が多いと思うので、まずは言わせてください。
Ghostty最高です。
まえがきはこのくらいにして、解説を書いていきます。
ビルドがめんどい人へ
GhosttyをUbuntuで使いたいけど、ビルドがめんどい、という人は.debファイルを配布してくれているプロジェクトがあるので、そちらを使うのが良いと思います。
ただし、これは公式ではありません。
また、有志の方によるものなのでGhosttyが更新されてからこのプロジェクトに反映されるまでしばらくかかってしまいます。
https://github.com/mkasberg/ghostty-ubuntu
ソースをビルドする
もともとは上記の.debファイルから使っていたのですが、個人的にZigを勉強しはじめたということもあり、ソースからビルドしてみることにしました。
私はUbuntuでやりましたが、他のDistroでも似たような感じと思います。
結論から言うと公式をなぞればOKなんですが、いくつかハマったので共有します。
https://ghostty.org/docs/install/build
Zigのインストール
公式ドキュメントではZig v0.14を使えと書いてあります。
ですが、執筆時点(Ghostty v1.1.3)ではv.0.13を使わないとビルドが通りませんでした。
おそらくGhostty v1.1.4以降はZig v0.14を使うようになるのではないかと思います。
依存性のインストール
以下のコマンドを叩いてください。
1 | $ sudo apt update |
Ubuntu以外の人は公式サイトに他のDistro用のコマンドがあるので、そちらを参照ください。
https://ghostty.org/docs/install/build#linux-installation-tips
ビルド
さて、いよいよビルドです。
まずはGitレポジトリをクローンしましょう。
1 | $ git clone https://github.com/ghostty-org/ghostty |
そしたらzigのビルドコマンドを走らせますが、-pオプションでどこにインストールをするか指定できます。
とくにこだわりがなければ$HOME/.local
を指定すると、$HOME/.local/bin
内にバイナリを吐いてくれます。
1 | $ zig build -p $HOME/.local -Doptimize=ReleaseFast |
システム全体にインストールしたいときは/usr
が推奨されています。
1 | $ zig build -p /usr -Doptimize=ReleaseFast |
まとめ
この記事がGhosttyを試してみたい人の助けになれば幸いです。
それじゃ今日はこの辺で。
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