
目次
TL;DR
プログラマが英語のリーディングを鍛えるなら「プログラマーが知るべき97のこと」を読むのがおすすめです。
はじめに
こんにちは。 かりんとうマニア(@karintozuki)です。
この記事を見ている皆様であれば多かれ少なかれ英語に興味があるかと思います。この記事では、私が実際にやったおすすめの方法を紹介します。
英語が読めると何が嬉しいのか
そもそもプログラマに英語は必要でしょうか?
これは私見ですが、一定以上のレベルになりたいなら必要、だと思います。
英語が読めるだけでアクセスできる情報量にかなり差が付きます。
日本語に未翻訳の情報は以下のようなものがあります。
- 言語、フレームワーク、ライブラリの公式・非公式ドキュメント
- OSSのissue、PRなど
- 本、ブログ、SNS、講演などの有名プログラマの発信
- RedditやStack overflowでの開発者同士のやりとり
これらは英語ができないとアクセスできないので、プログラマとして一定以上になりたいなら英語は必要だと考えています。
何から始めるか
まず、英語に必要な能力は色々ありますが、圧倒的にリーディングが必要になります。プログラミングに必要な情報はドキュメントや本などほとんどがテキストだからです。
注意
英語を技術関連の情報収集以外にも役立てたいならリスニングを練習するのが個人的にはおすすめです。言語を学びたい場合、文字を学ぶリーディング・ライティングと音声を学ぶリスニング・スピーキングをバランスよくやる必要があります。今まで受験勉強でしか英語をやったことがない人は音声:文字の割合が1:9くらいに偏ってます(私の体感ですが)。
この記事はどうやってリーディングを伸ばすかを紹介してますが、リスニング編も書きたいですね。
おすすめしない方法
最初に僕がおすすめしない方法を紹介します。これらの方法は僕がやってみたもののハードルが高く、挫折してしまいました。
公式ドキュメント・技術書を読む
シンプルに難しいので挫折しがちです。それとドキュメントはもちろん、ほとんどの技術書は読み物としてできていないのでたくさん読むのが苦痛でもあります。
SNSを読む
Twitterを読んで英語を勉強しようと思ったこともありました。
これは以下の理由で上級者向きだと思ってます
- 短文なので何の話をしているか文脈を追いづらい
- 省略やスラングが多い
そこでおすすめするのがプログラマが知るべき97のことです。
プログラマが知るべき97のこと
プログラマが知るべき97のこと(原題:97 things every programmer should know)はタイトルそのままな本で、プログラマが知るべきだと思うことを97人のスーパープログラマに聞いたものをまとめた本です。
これはGitHubで公開されており、無料で読むことができます。
ここからはなぜこの本がおすすめなのかを紹介します。
おすすめの理由
無料である
この本、オープンソースなんです。無料なので躊躇なく始められますね。
GitHubで読めるので今、この瞬間から始められます。今、読みましょう。
一つ一つの章が程よい長さである
タイトルどおり97つの章があるのですが、どの章も2ページほどの長さです。
普通の本のようを読もうとすると、ただでさえ英語を読むのに一生懸命な脳みそに加え、これまで読んできた内容を忘れないようにしながら読書を進める必要があります。
この本であれば、最大で覚える内容は2ページほどなので負荷が少ないです。
プログラミングに関連する語彙が学べる
プログラミングに関する本なので当然ですが、将来的に技術書を読んだり、公式ドキュメントを読む上で大切な単語がたくさん出てきます。この本に出てくる単語が分かるようになれば、大体の技術関連の文章は読めるようになるのではないでしょうか。
翻訳が読める
どうしても理解が難しいところがあった場合は翻訳版がこちらで読めます。
しかも、こちらも無料です。
英語に自信がなければ翻訳を見て、なにが書いてあるか把握してから英語を読むこともできます。安心ですね。
プログラマ向けの本として良書である
プログラマとして知るべきことが書いてあるので、あなたがプログラミングに関わる仕事をしているなら読んで損はありません。
良書です。
(個人的)おすすめの勉強方
個人的におすすめなのはスマホのブラウザで開いておいて時間があるときにひたすら読む、というものです。
前述したように一章一章が短いので時間があるとき、スマホで読むと進めやすいです。
一日一章よめば三ヶ月強で読み終わります。
PCでも読むことができますが、英語を勉強しよう!という気持ちでPCの前に座るまでに精神力を使うので、僕には合わなかったです。
まとめ
英語ができればプログラマとしてのレベルは確実に上がります。
頑張りましょう!
それじゃ今日はこの辺で。
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